2019/12/20
近年の温暖化で暑くなる時期が早まり、従来から決まっていた季節による着物の決まりごとも基本からあまりかけ離れなければ少しだけ時期をずらしてもよくなってきています。
とはいえ、やはり浴衣を着る時期は盛夏の7月~8月。暑い時期に『素肌に素足』が基本。
肌着の上に着る浴衣は襟に芯を入れないと首の後ろがフニャフニャして後姿が決まりません。襟芯(えりしん)は色々な素材のものが売っていますがメッシュが柔らかくておすすめです。
前身頃の裏から襟芯を入れてお顔周りに清潔感を!自分で簡単にできるのでやってみてくださいね。
襟合わせをきれいに見せるコツは鎖骨のくぼみが見えるくらいのところで交差させ、横にしたこぶしがひとつ入るくらいに後ろの襟を抜くと清楚で涼し気に見えます。ただしあまり抜きすぎると逆に下品になってしまいます。
お店では浴衣を楽に綺麗に着るコツを丁寧にご説明しますので、是非お立ち寄り下さいませ。