2019/12/20
せっかく浴衣や着物を着たのですから、なるべく着付けた時のまま過ごせるよう、洋服の時とは少し違った動きを心掛けましょう。
女性の着物には「脇開き」といって脇の下に切れ目の入った部分があります。
なるべく脇を閉めた動作をした方が女性らしくなりますし、着崩れも防ぐことができます。
腕を上に上げたり、遠くのものを取る時などはもう片方の手で着物の袖口を軽く抑えるとエレガントです。
洋服で歩く時は腕を振る癖ができていますが、着物を着ている時に前後に腕を振ると不自然に見えることもありますし、腕をあまりにも動かすとシワになったりして着物が傷みます。
それから草履や下駄をはいて歩く時のポイントですが、歩幅をなるべく狭く内股気味に歩くことが肝心です。
歩幅をあまりにも広げるのは見た目が良くないだけでなく、着付けもよりほどけやすくなってきます。
大股歩きをすることで素足が見えてしまったり、着物にシワが出来てしまうことがあるので気をつけましょう。
決して草履や下駄のかかとを引きずってお歩きになりませぬよう♪